「宮脇綾子の芸術」を観賞

刺繍ダイアリー

アップリケ作家さんの宮脇綾子さんの展示を東京ステーションギャラリーに観に行きました。
日曜日で、混雑してて行列に並んだのですが、やっとチケット買う時点になったら財布がないのに気がついたのが昼過ぎ。落としたか、盗まれたか、ただ単に家に忘れたかドキドキしながら帰りって家で財布を確認し一息ついて再度チャレンジ(汗

宮脇綾子さんは、身近にある古布を使ってアップリケという形で芸術作品を数多く作っていました。

宮脇さんは、明治38年生まれで40歳からアップリケ創作をはじめたとのこと。
私は、53歳から刺繍をはじめました。まだ数ヶ月です・・・ここでは関係ないですかね
ごめんなさい💦


展示を周りながら、自分の母の事を思い出していました。

母は昭和12年生まれ、農家を手伝いながら和裁、洋裁、パッチワーク、刺繍、人形作り、貼り絵をしたり、油絵や水彩画も好きで楽した。
何か作ること、表現している母は、鼻息荒く楽しそうでした(笑)

そんな母を思い出しながら、宮脇さんがどんな気持ちで作品を作っていたのか想像出来ました。
色々な生地を見ながら、日常でふと美しいと感じたものをリンクさせてイメージを膨らませて、
考える間も、ワクワクしてずいぶん楽しかっただろうなと思います。

戦争も経験し、物の無い時代でも何が幸せで、何が美しく、何に感動するのか
ただただ自分の心のままに純粋に探求していたように感じます。
その時代にしか出来ないこと、宮脇さんが生きていたその時にしか作れないもの
同じものは二度ど生まれないこと、とても希少価値があるんだと思いました。

自分も刺繍をやりながら、自分は何が好きで、自分らしさってどんなかなと考えながら刺繍を楽しみたいなと思いました。

生誕120年「宮脇綾子の芸術」
2025年3月16日(日)まで

東京ステーションギャラリーにて
〒100-0005
東京都千代田区丸の内1−9−1
JR東京駅 丸の内北口改札前
tel:03-3212-2485
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/

開館時間10:00-18:00
休館日 月曜日

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