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刺繍糸の取り扱い方・保管方法 刺繍がより楽しく快適に!

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はじめに

刺繍をはじめようと、お気に入りの色の糸を買ってみたものの、
何も知らないズボラな私は、「1本どり、2本どりってどうやって糸をここから抜くの?」
と適当にひっぱりだして絡まって、嫌になった覚えがあります。


刺繍糸の扱い方を知れば、刺繍がより楽しく快適になり、
綺麗に刺すコツの一つでもあと実感しています。


ここでは、最もポピュラーな25番刺繍糸のおすすめの保管方法
わかりやすく丁寧に解説します。

【25番刺繍糸】綺麗に刺すための基礎知識

25番刺繍糸は、使い勝手が良く最もポピュラーな糸です。
綿100%で色数が豊富430〜500色程あるとか、ワクワクしますね!

25番刺繍糸は扱いやすく市販の刺繍キットや刺繍本などでも多く見かけます。

代表的なメーカーは

  • DMC(ディー・エム・シー
    フランスの老舗メーカー。
    発色の良さと耐久性がピカイチ。
    世界シェアNo.1。
  • OLYMPUS(オリムパス)
    国産刺繍糸。434色のカラーバリエーション、
    安定した色調と色感、美しい光沢感をもつ。
    手に入りやすくコスパ良し。
  • COSMO(コスモ)
    日本のメーカーLECIEN(ルシアン)の刺繍糸。
    500色を手掛けている。
    シルクのように輝く光沢にソフトな風合い、やわらかくてしなやか。
    発色も日本らしく上品。
  • Anchor(アンカー)
    ヨーロッパの老舗ブランド。ヨーロッパ独特の美しいマットな色合い
    ヨーロッパで根強い人気。
    環境に配慮した排水を汚さないインクで染めているため、色落ちがしやすい場合がある。

25番刺繍糸は6本の糸が撚より合わさっている

25番刺繍糸は細い糸が
6本り合わさっています。
1束約8mです。
ここから必要な長さに
切り一本ずつ必要な本数を引き出し揃えて使います。

糸の長さは、50〜60㎝を目安に

6本の糸がり合わさったままの状態で糸端を
ゆっくり真っ直ぐに引いていきます。
絡まりやすいので
・ゆっくり
・優しく
・真っ直ぐ

がポイントです。

刺繍糸の長さを、
50㎝〜60㎝が目安にカットします。

それか、片腕の長さも一つの目安になります。

あまりに長いと刺している間に絡まりやすかったり、糸が痛みやすくなってしまいます。

必要本数は、一本ずつ引き出す

必要な長さをカットしたら、6本撚り合わせの糸から1本をゆっくりと引き出します。

必要な本数を1本ずつ
ゆっくりと

たとえ6本どりの時でも
そのままでなく、1本ずつ
引き揃えます。

すると、仕上がりがふんわり綺麗になります。

糸のクセは、とりましょう

25番刺繍糸は、もともと6本の細い糸が撚られているので、
引き抜くと、うねった状態になっています。

その状態で刺し始めると、刺している間に絡まりやすいです。
クセが付いていたら、糸をのばしてピンピンと弾いてクセをなるべく取って使います。
サテンステッチなど仕上がりの艶の出方にも影響します。

刺繍糸の保管・収納方法

私は刺繍糸の保管方法は、刺繍を刺す際に

管理しやすい
針に通す糸がストレスなく取り出せる

にポイントをおきました。
私は、刺繍糸を繰り返し針に通す際、
スムーズに作業を移行し刺すことに集中したいからです。

ちなみに
糸収納の方法にはいくつかあって


・束のままアクリルケースに入れる。
・専用のステッチ棒に巻き直す。
・紙製の糸巻きに巻き直す。
・ジップ袋にラベルをつけたものに入れる。

などされる方も多い様です。
私は、それぞれにメーカー色番号を書き記す手間が嫌なので
メーカーと色番号のラベルをそのまま利用し、三つ編みにして
いつでも手に届く場所に吊るしたいと思いました。

糸を眺められるのも気分が上がります^^

【おすすめ】三つ編みで吊るす収納方法

必要なもの

必要なもの

・刺繍糸
・カードリング
・はさみ

手順①

手順①

ラベルの筒を外します。

ラベルは、捨てずに

手順②

8mの刺繍糸が輪になっています。
輪が崩れないよう手を入れ糸端からゆっくり伸ばします。

輪が崩れないように、慌てずゆっくりと伸ばすと絡まりにくいです。

手順③

8m伸ばしきった糸を
二つ折りを2回
三つ折りを1回
すると
およそ66㎝になります。

そこで、ラベルをセンターまで通してから
糸端の輪になっている部分をカット

リングに通します。

手順④

糸束の数が24本になっています。
8本ずつ3等分にし
三つ編みにします。

三つ編みは後から、糸を抜きやすいようにユルユルに編んでください。

色系統ごとにリングを分けると便利です。
「ここは何色を使おうかな?」
って時に、リングの束ごと取って一色一色を確認できるところが好きです。

私は、吊るしておくのが好きですが、
刺繍専用のケースを決めて管理するのも良いと思います。
たまに刺繍する方にはケース収納をおすすめします。

糸の引き出し方

タグの方から1本ずつ引き抜きます。
糸の束を軽く握って押さえつつ、ゆっくり抜いていきます。

抜きにくい時は、三つ編みが強いのかもしれません。
三つ編みは、強いと糸にもクセがついしまい絡まりの原因にもなりますのでユルユルをイメージしてください。

三つ編みリング メリット&デメリット

【メリット】
・糸が絡まるのを防ぐ
・糸をひき出しやすい
・色系統ごとに管理しやすく、パッと色合わせができる
・吊るしておくのも良し、ケースに入れておくも良し
・メーカー、色番号を記入する手間がない。
 糸が無くなったら、そのタグを持って買いに行ける

【デメリット】
・三つ編みにするのが手間
・糸の使いたい長さが決まってしまう
 

まとめ

刺繍糸は、絡まったりすると痛みやすく、艶が薄れてしまいます。
綺麗に刺したければ管理も重要と感じます。

刺したい時に、ストレスなく作業に取り掛かれますし、
仕上がりにも影響します。

最初、手間がかかりますが、刺繍糸が綺麗に並んでいるのを眺めるのも良いものです。
気持ち良く刺繍をしたいですね。

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